愛知県南知多町篠島

愛知県南知多町の島「篠島」は、知多半島先端の師崎港から高速船で10分ほどの距離にある離島です。
三河湾国定公園に含まれ風光明媚なうえ、漁業がとても盛んな島です。
当ホテル海原は、いつも新鮮な魚介類が水揚げされるこの篠島にあります。
ホテルは篠島の南寄り、少し高台にあり、全室から三河湾と朝日を望むことができます。
また、南北800ｍに渡って広がる篠島自慢の美しい砂浜からは徒歩２分と近く、夏の海水浴にも最適です。

当ホテルは篠島の新鮮な海の幸や特産品を使った料理自慢の旅館として創業し、現在は宴会場も備え、最大８名様が宿泊できるお部屋など全１１室の客室をご用意しております。
普段は夫婦で営むホテルですが、お客様が大勢お越しになる際には子供たちや親戚も手伝ってくれ、家族総出で皆様をお迎えしております。
どうぞご家族や気の合うご友人と共に、ゆったりとしたひと時を当ホテルでお過ごしください。

盛んな漁業、豊富で新鮮な魚介類が自慢

篠島は水揚げ日本一とも言われるしらすが有名で、しらす漁が始まると港一帯でしらす干しの風景が広がります。
港で競りが始まるころには、たくさんの漁船が次々と漁から戻り、港へ続々と島の女性たちが集まって水揚げを行います。
間もなく島内のしらす工場からは釜茹での湯気が勢いよく吹き上がり、辺りには茹で上げる香が漂います。
また、豊富で新鮮な魚介類が自慢の篠島にあって冬期のふぐ料理は今や篠島の代名詞ともなっています。
シーズン中に市場を覗けば活気あふれる水揚げやセリのシーンも見られると思います。
新鮮で美味しい食材が目の前で水揚げされる、こうした篠島の日常が旅の皆さんに伝われば嬉しく思います。

篠島は伊勢神宮と深く関わる歴史ある島

篠島は歴史的に伊勢神宮との結びつきが深く、千年に渡り毎年伊勢神宮へ鯛を奉納しています。
秋の「おんべ鯛奉納際」では伊勢神宮へ向けて船団が組まれ、その姿はまさに圧巻です。

篠島は歩くとちょうどいい島

篠島は北部に漁港があり、その港界隈から島中央の小高い丘に向かってひしめき合うように家々が立ち並んでいます。
細く入り組んだ路地が山の斜面に立つ家々の間を迷路のように走り、 生活感の漂う路地は整備された観光地とはひと味違ってどこか懐かしく、離島情緒溢れるエリアです。

篠島の南部は豊かな森に覆われた自然豊かなエリアです。
南端の「太一岬キラキラ展望台」からは渥美半島や伊勢志摩を臨み、西側の「歌碑公園」からは日本の夕日100選に選ばれた東海の松島を臨むことができます。
松島の夕景は当ホテルからもほど近いので、宿泊の際にはぜひご覧ください。
こうした絶景は海岸近くに整備された散策路を歩いて周ることができます。
散策路には島のお地蔵さん「島弘法」が点在し、海辺の日陰にはツワブキの他、とても珍しく明日葉が自生する姿を目にすることができます。
潮の香と爽やかな草木の香の中を歩く南部エリアの散策は、軽いトレッキングとしても最適で女性にも人気のコースです。

釣りのメッカ篠島

篠島は三河湾の出口に位置する離島であることから、魚の種類も豊富でサイズもひと回り大きいことが特長です。
釣りのメッカとも言える島ですので当ホテルにも釣り目的のお客様が良くお越しになります。
篠島には岩場や砂浜、整備された波止、沖堤などの様々な釣り場があり、クロダイやアオリイカ、グレ、アイナメ、メバル、カレイやコチ、キスなど魚種がとても豊富です。
釣り方も様々で足場の良い港では家族連れからベテランまで、岩場では本格的な装備での磯釣りをされる方も多く、最近ではアオリイカを求める20代から40代の釣り客も沢山おられます。
篠島では釣り好きならどなたでも楽しめる島です。

大好きな釣りを一日中楽しんだ後は、当ホテルでどうぞごゆっくりとお寛ぎください。
夕食には自ら釣った魚をお酒のアテにすることもできますよ。

それでは篠島へのご来島、ホテル海原へのご来店を心よりお待ちしております。

ホテル海原　店主